"指示行動" 問題のためにやっていることを紹介します

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教室に通ってから教えてもらったのですが、"指示行動" というジャンルの問題があります。例えば、

教室の端までスキップで行き、ドリブルを3回してから、ケンケンで戻ってきてください。戻ってきたら、次のお友達とタッチし、体育座りで待っていてください。

といった問題のことです。この手の問題は複雑になると大人がやっても難しいなーと思っています。この記事では、現在進行系でこの手の問題を克服するためにやっていることをシェアしたいと思います。

指示行動系の問題について

私の中では大きく2つのタイプがあると思っています。ひとつは前述した問題のような形で、言われたことを記憶して、それに対して「行動」するというものです。難易度を上げる問題パターンとして、「前のお友達と違うことをやりましょう」というものもあるようです。

もうひとつのタイプとして、マス目に動物が描かれていて、「ゾウは、右に4つ、上に3つ、左に2つ動きました」系の問題があるかと思います。「行動」かどうかは微妙ですが、

  • 言われたことを理解し、
  • 覚え、
  • それをアクションに繋げる

という意味では、同じ系統の問題だと言えると私は思います。

トレーニング①:絵本を使って練習する

「言われたことを覚える」という意味で、短期記憶を養うトレーニングが必要です。こちらは教えていただいた方法なのですが、親が絵本を読む際、一文読んだあとに子どもにもそれを言ってもらう、というものです。

私「昔々あるところに〜がいました。」→子ども「昔々あるところに〜がいました。」という流れです。思っていた以上に難しいようで、3フレーズを超えた当たりから怪しくなってきます。

トレーニング②:日頃の生活から

例えば夜寝る前の準備として、

  • 歯磨きを自分でする
  • 仕上げ磨きをする
  • うがいをする
  • トイレに行く

といったルーティーンがあると思いますが、この順番を最初にまとめて伝えます。上の例ですと、歯磨きと仕上げ磨きの間にトイレを入れるといった形にしたり、うがいの回数を指定したり、毎日バリエーションを変えるという方法です。①よりも簡単なので、小さい子はここから始めるのもいいかもしれません。

トレーニング③:イメージで覚える

こちらは以前通っていた習いごとでやっていたことなのですが、話を文章ではなく絵として覚えるというやり方です。「ゾウは、右に4つ、上に3つ、左に2つ動きました」であれば、実際にゾウが動いているシーンをイメージする、といったものです。文章だけでなく、映像で覚える方が覚えやすいのは大人も同じだと思います。①②と併用する形でやってみています。

まとめ

指示行動系の問題についての取り組みについて書いてみました。我が子は「長文を読んであとで回答する」系の問題は得意なのですが、この指示行動系はあまり得意ではないようです。一緒に楽しみながらやっていければと思います。他によい方法があればぜひ教えて下さいー!🙌