親育てにもなる「どうぶつしょうぎ」の良さを書いていく

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今日は最近娘とハマっている「どうぶつしょうぎ」を紹介します。

どうぶつしょうぎとは?

ということを改めて書く必要もないくらい有名な気もしますが、どうぶつしょうぎは通常の将棋のミニチュア番で、3x4のマス(通常は9x9)で、合計8つのコマ(通常は40コマ)で戦う将棋です。

新装版どうぶつしょうぎ ([バラエティ])

新装版どうぶつしょうぎ ([バラエティ])

マスの数もコマの数も少ないので、子どもでも楽しめます。長女が3~4歳の頃に買ったのですが、当時はまだうまく遊ぶことができませんでした。最近(5歳半くらいから)になって、やっと1手先を考えることができるようになり、親とほぼ対等に戦えるようになってきました。「おっ!」と思う手を指すことも少なくありません。

どうぶつしょうぎの良いところ & こんな力が付く

楽しく遊べるだけでも十分なのですが、このメディアのコンセプト的には子どもの教育にとって何が良いのかも書いておきたいところです。どうぶつしょうぎの良さはなんと言っても「親育て」に繋がる点です。どうぶつしょうぎのセットには、教本がセットで入っているのですが、この教本が親にとってとてもよいと思います。

例えば、「親が何を考えているのかを逐一呟くことで『考え方』を教えてあげましょう」といった「教え方のアドバイス」が書いてあります。この思考を言語化してあげる技は、どうぶつしょうぎに限らず子育てで有効だと思いました。例えばお絵かきでも、ただうまく描いてお手本にするよりも、そのお手本を描くときに何を考えているのか、着眼点はどこなのかを伝えてあげる方が、子どものヒントになるはずです。

それ以外にも、どのような順番で進めることでどうぶつしょうぎが上達するかのエッセンスが書かれています。ゼロからいきなり100にするのは無理なので、何かを教えるときは階段を作ってあげる必要があるよな、ということを改めて学べるボードゲームだと思います。

最後に小学校受験的な話をすると、マス目があって★マークは斜めにしか動けません、●マークは上下にしか動けません、といった問題があるのですが、どうぶつしょうぎのおかげか分かりませんが、そつなくこなしてくれています。本人もこのジャンルの問題には得意意識を持っているようなので、親としてはありがたい限りです。

まとめ

「どうぶつしょうぎ」の紹介をしました。なかなか外出しにくい状況ですが、ただテレビを観せて1日を終えるのではなく、楽しく、でも本人の成長に繋がるような遊びをしていきたいなと思っています。「どうぶつしょうぎ」はそのひとつになってくれていると感じていますので、本日紹介させていただきました。

新装版どうぶつしょうぎ ([バラエティ])

新装版どうぶつしょうぎ ([バラエティ])