"点図形" 攻略のコツ

f:id:maskedotou3:20200319081318j:plain:w400

この記事では「点図形」の話の苦手意識を克服した話を書いていきます。

点図形とは?

小学校受験の教材によって、この手の問題をどう表すかは微妙に違う気がしますが、下記のような問題のことを指します。

f:id:maskedotou3:20200319081314j:plain

左にある図形をそのまま右に書き写す、というものです。下記のお絵かきの記事でも書いたのですが、モノや形を捉えて、それを書き(描き)写す力は、色んな場面で問われますが、この問題もそのひとつと言えます。

maskedotou3.hatenablog.com

我が子はこの手の問題が最初得意ではなかったのですが、ひとつだけ意識したことで、コツを掴んだようで、以後「この問題は得意!」と言うほどまでになりました。子供によってコツの掴み方は違うと思いますが、その一例としてお試しいただければと思います。

"点図形" 攻略のコツ

間違える傾向を見ていると、下のように点と点が隣接(縦横斜め)していないケースを苦手だと思っているようでした。下の絵はあくまで例なので、シンプルなものですが、問題によっては当然もっと複雑なものもあります。

f:id:maskedotou3:20200319081316j:plain

そのときに意識したのは、下のように「左に1つ、下に2つ」という形で、到達地点を先に探す、という方法です。

f:id:maskedotou3:20200319081318j:plain

大人からすると当たり前なことかもしれませんが、子どもは線を絵として捉え、感覚で書いているようです。このような "1:2" の問題であれば感覚でどうにでもなりますが、"2:3"、"3:5" のように点と点が離れれば離れるほど、感覚で答える難易度が上がってきます。そして、1箇所ずれるだけで、全体が崩壊してしまいます。

この「左に1つ、下に2つ」というやり方は、問題の難易度が上がってもいくらでも応用が効きます。もし、点図形が苦手なお子様がいれば、ぜひお試しください。

まとめ

「これはできるでしょ!」と思ったものができなかったり、逆に「これは難しいかな?」というものをスラっとできたりと、子どもは面白いですよね。これからも、苦手だったけど克服できたシリーズを記事として書いていければと思います。何かのヒントになれば幸いです。